正しいシャンプーのやり方
抜け毛の原因のひとつに、頭皮の汚れやフケ・アカによる毛穴の閉塞と、それを進めてしまう間違ったヘアケアがあります。これは、おもに正しいシャンプーの仕方を心がけることで解決できます。
▼ すすぎをしっかりおこなう
シャンプー前とシャンプー後のすすぎをしっかりおこないましょう。シャンプー前のすすぎで、頭皮の汚れはその多くが落ちるといわれています。
時間にして、約2分以上を目安にするといいかもしれません。紙の表面をぬらすのではなく、軽く洗い流すような感じですすぎをしましょう。
シャンプー後も、頭皮にシャンプーが残らないように時間をかけてしっかりとすすぎましょう。残ったシャンプーは頭皮をいためる原因になるといわれています。
▼ 過度の洗髪はひかえる
皮脂が多く分泌されることが薄毛の原因として考えられているようですが、基本的に皮脂が過剰に分泌されることによる脱毛のケースは少ないようです。
逆に、正常な皮脂の分泌をさまたげる、あるいは皮脂をスグに洗い流してしまうことにより薄毛を進めてしまうことのほうが多いのです。
専門家の発言によると、一度シャンプーで洗い流した皮脂は、24時間経たないと元の状態に戻らないそうです。
もちろん、汚れやフケを放置して酸素や栄養素が行きわたらなくなったり、炎症を起こしてしまったりするのは良くないですが、それよりも皮脂を必要以上に洗い落としてしまうことを注意しましょう。
▼ ブラッシングの注意点
ブラシを使用する場合は、強くやると頭皮に傷をつけることがあるので、やさしくやりましょう。
髪がもつれたりまとまったりしたままシャンプーをすると、髪に無理な力が加わりいためることにもつながるので、ブラシを使用すること自体は間違っていません。
ただ、頭皮に傷をつけないように、やさしくやさしく、やりましょう。
指でシャンプーを頭全体に広げるときも同じですが、爪を立てずに、指の腹でやさしくなでるようにして洗髪をおこないましょう。