わきがのチェック方法
自分のニオイがわきがなのか、それとも体臭なのか、気になる人は多いと思います。その確認方法のひとつとして、耳垢によるチェック方法があります。
耳垢が乾いていればセーフ、湿っていればわきが、という簡単なものです。
もちろん、湿っていれば完全にアウトというわけではないのですが、以前相談に行った病院の先生も、この方法は非常に信頼性が高いと言っていました。
そのときは、たしか「耳垢が湿っている人の8割はわきがです」と言っていたような気がします。数字はうろ覚えなのですが、そのとき物凄い衝撃を受けたのを覚えているので、たぶんそれくらい高い割合だと思います。
それは、実際に事前の質問と治療結果から導き出されたものとのことだったので、信頼していいデータなのだと思います。
なぜ、耳垢が湿っているとわきがの可能性が高いのかというと、原因の主であるアポクリン腺が、脇だけではなく内耳にも存在するからです。
つまり、脇がにおう場合は、耳の汗腺も活発に働いていると考えられるので、それによって耳垢が湿っていたり、あるいはキャラメル状になっていたりするということなのだそうです。
これも程度によって差があり、軽度の場合は湿っていると感じられる程度、重度の場合はねっちょりキャラメル状である場合が多いそうです。
たまに、アポクリン腺は存在しないのに、脂質を多く取っているために耳垢が湿っている人もいるそうですが、そういうケースは例外中の例外といわれています。
また、家族にわきが体質の人がいるかどうかも重要なポイントです。優性遺伝のために、片親がその場合は50%、両親がその場合は80%の確率で遺伝されるといわれています。