脇脱毛と脇の黒ずみ
脇脱毛の悩みとしてよく聞かれるのが、脇の黒ずみ問題です。自分でカミソリや毛抜きを使ってお手入れをしている場合、剃毛後の処理をおこたることが黒ずみの原因になるといわれています。
お肌は表面から順に、表皮、真皮、皮下組織というように構成されています。表皮の中にはさらにいくつかの層があり、そのいちばん下の基底層で新しい細胞が作られています。
新しい細胞は上にある細胞を表面へと押していき、やがて古い細胞は垢となって落ちていきます。これを皮膚のターンオーバーといいます。
黒ずみ・しみなどの原因とされるメラニン色素は、基底層のメラノサイトという細胞が刺激を受けると作られるといいます。その刺激とは、紫外線であったり、物理的なものであったりするそうです。
つまり、カミソリなどで刺激を与えると、黒ずみの原因になるメラニン色素ができるということがいわれているのです。
しかし、ターンオーバーがきちんと働いていれば、メラニン色素はやがて表面からはがれ落ちていくので、問題はないはずです。なぜ黒ずみができるのでしょうか。
それは、刺激が過剰だったり、新陳代謝の低下でターンオーバーの機能が正常に働かなくなったりしている場合に、メラニン色素が増える量に処理が追いつかないことがあるからだそうです。
それによって、脇脱毛によって脇に黒ずみができるのですね。
これを防ぐには、お肌にやさしくしてあげることや、処理後にローションを塗るなどの対策が必要になります。
生活習慣も大事です。新陳代謝が低下するとターンオーバーが上手くいかなくなります。そうならないために、ストレスをためないこと、疲れをためないことが大事です。
脇の黒ずみには、きちんとした生活習慣と、日々のやさしいお手入れで対処していきましょう。